女として生を受けた事

私の女としての体は心の何百倍も正確だと思う。毎月いつか起こる受精の為に子宮の中を準備して、排卵をして、受精が起きなかったら廃棄して。それをきちんと繰り返してる。そして私はそれにきちんと翻弄される。生理の前は情緒不安定がひどくなって、異常食欲が出て、肌が荒れる。生理が来ればお腹と腰が痛くなって、一度にたくさん食べられなくなって、妙に元気になるか、ひどく落ち込む。生理が終われば肌は急速にきれいになって、心が落ち着いてくる。
前に何かの本で読んだことがある。「昔の女性は初潮が起これば結婚して、ずっとたくさんの子供を生んでいたから、生理痛や子宮の病気がほとんど無かった。しかし、今は初潮が起こってから妊娠するまでの期間は長くなったし、妊娠回数も激減しているから生理痛や子宮の病気、生理前症候群が増えた。」という事を。ご多分にもれず私も生理痛がひどいし、生理前症候群の疑いがあるときもある。生理が始まれば優しさが半分のバファリンは手放せない。*1
最初はこの体が憎かったけど、いつの間にか愛しく思えるようになってきた。それは私が完全に女になった証なのかな?

*1:別に他の痛み止めでもいいのだけれどバファリンは安い時が多いので。本当は糖衣の薬が欲しい。